それは年の瀬が押し迫り、大掃除をしている日。
いつものように抱っこしようとすると『キャン』と痛がるときに出す声を発したのです。
心なしか元気もなく、いつもとは明らかに違う感じ。
次第に段差を歩くのも辛そうなってきた。
余り感じたことのない行為だったので、飼い始めたパピーの頃からお世話になっている、かかりつけの動物病院にいくことにしました。
最初のきっかけは、この痛がった声だったのです。
愛犬が子犬の頃からお世話になっている動物病院へ
(画像は1歳時)
動物病院は、愛犬のライトが生まれた年に開業された、自宅から徒歩10分ほどの近所にある病院です。
当然ながら外観もきれいで、ネットでの口コミ評価などでも安心できそうな病院だったので、飼い始め3カ月のワクチン接種や去勢した頃からお世話になっていました。
そこから毎年のワクチンやフィラリア検査、ノミダニ検査は毎年してもらっている、いわゆる「かかりつけの動物病院」です。
7歳までは、毎年健康診断も行っていました。
これまで、そこまで大きな病気をしたことはない子です。
ケガや病気を思い出せば、パピーから1歳になる頃、不注意でドアに挟まってレントゲンを撮ってもらったことがあったぐらい。
また、胃腸が少し弱いため、2年に一度ほど軽い下痢することがあり、その都度、整腸剤(ビオフェルミン)を処方されたりした程度です。
何かあれば、すぐに診てもらえるという安心感がありました。
また、ペット保険も加入していますがほとんど使ったことがなく現在に至ります。
動物病院では軽いヘルニアとの診断結果
コロナ禍になり完全予約制になったかかりつけのA動物病院ですが、この日は、急の当日予約なので、診察の間に入れてもらえることになりました。
動物病院に行って順番を待っていると、ワンコの名前を呼ばれ診療室に入ると、その日は初めてお見受けする獣医師の先生。
どちらかというと、はっきりと病状を説明してもらえるような印象をもった。
ちなみに、うちのワンコは動物病院に行くと常に「ワンワン」と元気すぎる声を出し、周りの病気できている犬や猫に申し訳ない気持ちになります。
今回もいつものように見た目は元気です。
私は、家での様子を獣医師の先生に伝えました。
主な症状
- 抱っこすると痛がる声を出す
- 体が熱く熱っぽい
- 散歩に行くと抱っこの要求が多くなった
などの様子を説明し、体全体を触診してもらいました。
初期のヘルニアと診断される
言われた病名は「初期のヘルニア」。
これまでよく耳にしてきた言葉ですが、実際に言われてみるとすこし衝撃がありました。
「もう治らない」というイメージが頭を駆け回ったのです。
先生の説明はこうでした。
この1週間は動かさないことが大事!
ハウスの中でも動けないように物などを置いて、動けるスペースを作らないこと!
たとえハウスから出しても、絶対にジャンプなどはさせないこと!
まずは初期の対応が重要だから、辛いけど頑張って!
その時は「オンシオール」という痛み止めを1週間分処方され岐路に付きました。
内容 | 個数 | 会計 |
---|---|---|
オンシオール錠 | 7錠 | 1,400円 |
診療費は、¥3,190でした。
部屋の段差をなるべくなくす工夫
愛犬は、ソファーとベッドがお気に入りの場所です。
帰ると、部屋のお気にいりの場所に、厚めの本やダンボールを使って段差を作り、滑り止めになりそうなタオルで覆い、すぐに簡易的な階段を作った。
少しでも進行を遅らせ、いつまでも一緒に走り回りたい、そんな気持ちでした。
その日と翌日と処方してもらった薬を飲ませて様子見。
薬が効いたのか思った以上に回復し、これまで通り、お散歩も行けるようになった。
薬も飲ませなくても大丈夫とさえ思った。
これがこの後に続く、病気との闘いの始まりだとは思いもしなかった。
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